りんじん彼ジョ。~隣のお姉さんに襲われました~大人女子×専門学生



店長は中年独身の面倒見の良い人で、バイトの奴等を連れて飲みに連れて行ってくれる事が多い。
俺も何回か奢って貰った事がある。



「悪いな、サクラちゃん寝ちゃって全然起きないんだよ」

「……はぁ」


バイト先のコンビニを出たところで、店長が見覚えのある女子を1人抱えている。



「原村。同じ学校だろ?悪いけど、誰か友達に連絡してよ?」

「……はぁ」


説明する店長の足取りもフラフラしている。
今日もバイトの奴等連れて、飲みに行っている事は知っていたけれど。



「サクラちゃん今日は凄い勢いで飲んでたけど、何かあったのかな」

「……」

「休み明けには、学校も忙しくなるって言ってたから、それもあるのかなね」

「……そうですね」

「でも、流石に俺が連れて帰ったらまずいでしょ?」


確かに。何もしなくてもだ、絵的にも世間的にも問題があるな。
かといって、バイト先の休憩室じゃ横になるスペースも無い。



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