りんじん彼ジョ。~隣のお姉さんに襲われました~大人女子×専門学生




「それにしても、コウくんの部屋シンプルだよね!」

「片付けんのが面倒だし」

「確かに綺麗だよね!」

「もう時間遅いから、そろそろ……」


人の部屋を観察するように見渡す笹沼に、帰るよう促すも。



「1杯飲んどく?」


なんて、言葉を遮られてしまう。



「いや、無理」

「えー、冷たい!クラスメートなのにいぃ!」

「無理なものは無理」

「コウくんのケチ!」

「ヤダよ。変に思われたくないし」

「えー、冷たーい!ショックー!」


楽しそうにケラケラと笑っている笹沼を見れば、今日1日の疲れが一気に体に押し寄せてきた。



「もー、溜め息つかないの!」

「……」

「幸せ逃げてくよ?」


なんて、笹沼がニッコリと口元を緩める。

確かに。笹沼が無理して笑う場面は見たことあるけど、溜め息をつくところは想像出来ないな。


< 205 / 317 >

この作品をシェア

pagetop