ブルーサファイアのような瞳を持つ君と
〜慎太・美琴〜

「おいどういう事だ!!」

「まぁまぁ落ち着いて。」

と彼を座らせる

「長くなるけど聞いてね」

聖羅さんとあった日なぜ「ありがとう」と書いて帰ったのか

そこから行方不明の理由

記憶のない理由

全てを事細かに説明した。

「そんな、嘘だろ。俺らのことだけすっぽりかよ」

悲しそうに笑った。

「あ、聖羅さんをよんでくれない?渡さなければいけないものがあるの」

あぁ。

「あ、俺っす美琴が聖羅さんに渡さなければいけないものがあるそうです、駅前カフェにいます」
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