わがままピンクレモネード 〜クールな旦那さまは私の時だけ甘く、独占愛を刻み込む。〜


 私は布団を畳み、リビングに行くと顔を洗い終わったのか龍樹は座っていた。


「龍樹、フレンチトーストだよ。昨日食べたいって言っていたよね」

「うん、美味しそう……」


 私はフレンチトーストを二人分お皿に盛り付けると、私はエプロンを外してテーブルに並べた。


「そうだ、碧依って朝森と仲良いんだよね?」

「茅那ちゃんのこと?」

「そう、月曜日の課題がまだ出てないから早く出せって言っておいて」


 龍樹はたまに学校関係のことをお願いされる。課題が出てない人がいると提出をお願いしてくる。

< 11 / 19 >

この作品をシェア

pagetop