宝物 番外編付き
正人
「そういえば! 隣りの隼人がさ〜

くるみちゃんのお見舞いに来てもいいか

聞いて欲しいって言ってたわ。

おばさんとウチの母さんと来てもいい?」


くるみ
「ハイ。 ご心配かけてすみません。」

正人
「じゃあ、ウチの母さんから山田さんの

おばさんに伝えてもらうな。

多分、隼人の運転だろうから、週末かな?」


くるみ
「ハイ! 待ってます。 へへへ。」

正人
「じゃあ、事故の事とかわかったら

また報告に来るね。


あ、それと…。

サキさんからはマンションを

売って欲しいって言われてるんだけど、

くるみちゃん。どうする?」


くるみ
「実家が無くなるって事ですよね〜」

正人
「うん。そうなるね…」

くるみ
「お婆ちゃんが望んでたならそうして下さい。

ただ…私が退院して

片付けしてからでもいいですか?」


正人
「もちろん。大丈夫だよ。

じゃあ〜

マンションの件は、少し時間をおこう。

それじゃあ俺は、行くね!お大事に。」


くるみ
「はい。ありがとうございました。

気をつけて〜」

バイバイと正人さんに手を振った。
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