宝物 番外編付き
バタバタと、階段を降りて行く。

くるみ
「お義母さん、お手伝いしないですみません。」

和子
「もしかして…絵本を描いてたんでしょう?」

くるみ
「ハイ。」

和子
「ねぇ、くるみちゃん、ちょっと見せて〜」

くるみ
「はい。でもまだえんぴつ描きですよ?

ちょっと待って下さいね。」


2階からスケッチブックを持ってくる

えんぴつのデッサンの桃ちゃんと

フワフワちゃんの絵をみた和子。


和子
「本当に上手ね。 桃ちゃんも可愛い

これから、どうなるの?」

くるみ
「このスケッチを元に、パステルか、

色えんぴつで描いていくつもりです。

簡単な絵本ですよ〜」

和子
「ごあいさつと、ごめんなさいかな?」

くるみ
「はい。3歳だから…周りの人への挨拶と、

善悪かなぁと思って…… どうですかね?」


和子
「いいと思う! 喜ぶと思うわ〜」

くるみ
「あとは、オリジナルTシャツかな」

和子
「くるみちゃんは、すごいのね〜」

くるみ
「ありがとうございます。へへへ。」
< 224 / 435 >

この作品をシェア

pagetop