宝物 番外編付き
佐山家の年末*
年末のお節は、毎年みわと和子で作るが
今年は、2人ともぼんやりとしながら
作っていた。
和子
「おかあさん、くるみちゃんは1人で
年越しなんでしょうかね…」
みわ
「風邪などひいてないかしら…」
和子
「どこに隠れてるのかなぁ…」
みわ
「蓮は、研修が終わってから、こっちに
戻ってないの?」
和子
「はい…。慶一郎さんの話だと、マンションと
会社の往復だけみたいで、夜遅くまで会社に
いるらしいです…」
みわ
「蓮もかなりショックだったものね〜
可哀想に…」
和子
「慶一郎さんがお正月だけは、
こっちに来いって言ってくれてます。」
みわ
「そう。心配だから顔だけでも見せて欲しいね」
和子
「はい…」
年末のお節は、毎年みわと和子で作るが
今年は、2人ともぼんやりとしながら
作っていた。
和子
「おかあさん、くるみちゃんは1人で
年越しなんでしょうかね…」
みわ
「風邪などひいてないかしら…」
和子
「どこに隠れてるのかなぁ…」
みわ
「蓮は、研修が終わってから、こっちに
戻ってないの?」
和子
「はい…。慶一郎さんの話だと、マンションと
会社の往復だけみたいで、夜遅くまで会社に
いるらしいです…」
みわ
「蓮もかなりショックだったものね〜
可哀想に…」
和子
「慶一郎さんがお正月だけは、
こっちに来いって言ってくれてます。」
みわ
「そう。心配だから顔だけでも見せて欲しいね」
和子
「はい…」