宝物 番外編付き
学科は全て取っている。

しかし……ブランクがあるので、

7号車の予約が取れなかった隙間に

学科を、もう一度受ける事に決めた。

今日の7号車は、11:00〜と14:00〜だけしか

空いていなかった。


お昼は、教習所の売店でパンを買い。

13:00〜 違反した時の減点などの学科講習。

お昼を早めに食べて休憩室で教本を熟読だ!

苦手な、標識を暗記する。


う〜。 似てるのはよ〜くひっかけ問題に

出てきてたぞ! 


時間になり、学科講習を受けた。

先生に、講習カードを返される時、

「頑張って!」と声を掛けられた。

きっと、落ちこぼれなんだと思う。

ハァ〜

急いで、7号車の新井先生のところへ向かう。


新井
「栗原さん。 今日はまた乗るんだね!」

くるみ
「はい! 何としても早めに取得しないと

お腹が大きくなっちゃいますから〜ハハハ」


新井
「でも、栗原さんなら平日1日1回でも

大丈夫だと思うよ!焦るといい事ないから!」


くるみ
「ハァ〜、先生!私みたいな鈍臭い者でも

免許証とれますか?  不安で…」


新井
「え? 栗原さんなら、

本試験は、1パツで大丈夫だな!

仮免と卒検に苦労する人は、その後、

違反とか事故に遭うひと少ないし!」

くるみ
「はい!交通事故は絶対にイヤですもん!」

新井
「うん。頑張って!」

くるみ
「はい!」
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