宝物 番外編付き
給湯室でお湯を沸かしたり準備をしていると、
真山主任が入ってきた!

「おはよう、栗原さん。
コーヒーをお願いしても良いかなぁ」

「おはようございます……。
はい。コーヒーが落ちたら席までお持ちしますね。」

「じゃあ、悪いけど頼むな。」

「あの〜 主任…その…
金曜日の待ち合わせは…どうすれば…良いですか?」

「そうだなぁ、栗原さんのプライベート用の携帯番号を教えてもらえる?
そこにお店の場所をメールするから」

「ハイ。」

「じゃあ、今 番号教えてもらえる?」
蓮は自分のプライベート用の携帯を胸ポケットから出した。

くるみの番号を聞き、操作している。

「今、俺からかけるから登録しておいてくれ。
じゃあ、コーヒー頼むな。
それと、ショートヘアー可愛いよ」

っと、言って給湯室を出て行った。


くるみは、心の中で
"きゃっ〜!! 憧れの真山主任から可愛いって言ってもらえた〜!

真山主任のプライベートの連絡先も交換しちゃったし〜 嬉しい!"

顔を真っ赤にして、コーヒーを確認するくるみだった。

それに、山本さんや小野さんが言うように本当に主任が給湯室に現れた……
< 49 / 435 >

この作品をシェア

pagetop