同期に恋してしまったら~友達からはじまる恋ってありますか?~
「ちっちゃいよー。悪い?これでも中身はだいぶん大きなったんやで。」
ちょっとふんぞり返ってその女子は陽輝にどや顔を見せる。
「じゃぁちょっとは泣き虫卒業したんか?」
陽輝はそう言って、イジワルそうな笑いを浮かべた。
「うるさいわ。もう泣かへん。それより・・・」
ちらっとわたしを見たその女子は、かすかに頭をさげた気がした。
「どうしたん?京都戻ってるなんてめずらしい。彼女と里帰りか?」
わたしは頭をさげたものかどうしたものかと思っていたとこだったけど、そしたら陽輝がわたしの手をひっぱって言った。
「まぁそんなとこ。俺の彼女の奈桜。」
「あ、高柳奈桜です。よろしくお願いします。」
「で、こいつが、高校時代のバスケ部のマネージャーの川瀬美玖《かわせみく》。」
「どうも。彼女さん背高いな。バスケ関係か?」
「あー。まぁな。それよりおまえ、なに?その服。実家継いだん?」
「あー。そやな。そんなとこ。せやせや、時間ないねん。うち、もう行かなあかん。そや。」
美玖さんは突然、手をたたいた。
「うちの店、こんど東京に支店出すねん。開店の時には連絡するし、きておくれやす。」
ペコリと深くおじぎをした。
「ほな。もういくわな。」
そして手を振り、小走りに走り去っていった。
子犬みたいなかわいい人だなと思った。
ちょっとふんぞり返ってその女子は陽輝にどや顔を見せる。
「じゃぁちょっとは泣き虫卒業したんか?」
陽輝はそう言って、イジワルそうな笑いを浮かべた。
「うるさいわ。もう泣かへん。それより・・・」
ちらっとわたしを見たその女子は、かすかに頭をさげた気がした。
「どうしたん?京都戻ってるなんてめずらしい。彼女と里帰りか?」
わたしは頭をさげたものかどうしたものかと思っていたとこだったけど、そしたら陽輝がわたしの手をひっぱって言った。
「まぁそんなとこ。俺の彼女の奈桜。」
「あ、高柳奈桜です。よろしくお願いします。」
「で、こいつが、高校時代のバスケ部のマネージャーの川瀬美玖《かわせみく》。」
「どうも。彼女さん背高いな。バスケ関係か?」
「あー。まぁな。それよりおまえ、なに?その服。実家継いだん?」
「あー。そやな。そんなとこ。せやせや、時間ないねん。うち、もう行かなあかん。そや。」
美玖さんは突然、手をたたいた。
「うちの店、こんど東京に支店出すねん。開店の時には連絡するし、きておくれやす。」
ペコリと深くおじぎをした。
「ほな。もういくわな。」
そして手を振り、小走りに走り去っていった。
子犬みたいなかわいい人だなと思った。