同期に恋してしまったら~友達からはじまる恋ってありますか?~


仕事が終わって、陽輝のマンション…行くかどうか迷いながら歩いてたとこだった。

スマホが震え、見ると陽輝からLINE。

『ごめん。今日帰れなくなった。』

あ…そうなんだ…

ちょっと落胆…

共栄うまくいかなかったのかな…
今日は共栄京都の支店に入ってるはずだ。

『そうなんだ…仕事…』

がんばってね。

ってちょうど入力してたとこだった。

ヒュッ…て先に…陽輝から続きのLINEが入った。

『美玖のやつが大変でさ。また連絡する。』

は?

美玖…?って…


突然わたしの体の中心部から不安が全身に広がってくる。

美玖さんのあのかわいらしい京都弁が何度も何度も頭の中でこだまする。

『なあ、陽輝。ウチあんたのこと好きやよ…』

そんなふうに呟いてるんじゃないかって…

けど…
けどそんな不安…
打ち消さなきゃ…

面倒なこと…いう女にはなりたくないし…

『そうなんだ。何があったかわかんないけど、連絡まってます。』

わたしは無難にそう返信すると、スマホをカバンにしまった。


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