同期に恋してしまったら~友達からはじまる恋ってありますか?~
そしてくるりと俺のほうへ向かわせると、すかさずキスをした。

「陽輝…」

ふと奈桜の唇を見る。
俺のだろ?この唇は。

なんであんな水沢なんかに一度でもふれさせなきゃならねーんだよ。

そう思うとイラついて、荒々しく口の中まで俺でいっぱいにしてやる。

「あ…」

奈桜の口から吐息がもれ、頬が紅潮して瞳がうるうると輝き始めると、もう我慢できなくなった。

「無理。我慢できねぇ。」

んで、奈桜をひょいとお姫様だっこした俺は、そのままベッドに運び込んだ。

「きゃ…」

奈桜をお姫様だっこできるやつなんて俺くらいのもんだし。
と思いつつ…水沢だって背高かったなと思って、またムカつく俺。

「陽輝…お風呂入ってないよ。」

「いいし。そんなん。久しぶりだからはやくしたい。」

そして強引に服を脱がせると、俺はかなり強引に奈桜を抱いた。

消したかった。
水沢のにおいを。

奈桜から完全に。

俺のにおいでいっぱいにしたかった。

奈桜も奈桜で。今日はかなり積極的だったと思う。
俺が強引だったにもかかわらず、奈桜だって強引に上から俺をメロメロにしかけてきた。

「奈桜…それ…いいかも…」

そしたら

「ふふ…」

って奈桜が笑う。

最後になって、コンドームをスーツのポケットにいれたままだったことに気づいた。

「なぁ奈桜。」

もうその気まんまんで待ってる奈桜。

「いい?」

俺がそのまま奈桜の中に入っていこうとしたけど、奈桜は拒否しなかった。

「うん。大丈夫だよ。今日は。」

「そう?」

「ん…」

そして2人で昇りつめた。
奈桜の中は最高にあったかかった。

俺のもんだし…
奈桜は絶対…
俺の…奈桜…


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