同期に恋してしまったら~友達からはじまる恋ってありますか?~
「あー?」

PC画面に顔を近づける。
白川と顔がくっつきそうなくらい近づいてる。
…けど、俺は何も思わない。
それに、コイツも何も思ってなさそうなので、助かる。

「これは、こっちだろうよ。こっちと掛けてるから合ってるよ。」

「あ、あーそうか。すみません。」

こういう俺に気がない女だと仕事やりやすくていい。
それにこいつはこう見えてそれなりに仕事もできる。
おじちゃんたちには大人気だし、尻軽そうに見えて結構堅そうだし、まぁ営業向きの女なんだろう。

こういうのに限って、実は一途だったりしてな…。


そしてPCから目をあげると、高柳と目があった。

あわててそらす高柳を見て、俺もそらす。

今日も相変わらず、綺麗だし…。

けど、結局高柳が家に泊まって以来、全然しゃべれてねー。

次の日もなんとなくぎこちなかったし…。


あそこで、強引にでも抱けばよかったのか?

けど、おまえは友達って言うじゃんか…
だから、怖くて…抱けねぇ…。


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