幼なじみの双子アイドルの推しが私なんてありえない!
『俺のクラスは1年には負けないから』的な発言だよね。

わ、私だって負けたくないもん!

そのために練習するんだから!



「私も負けないからね!」

「……は?」

「じゃあ、僕も」

「春馬は関係ねぇだろ」

「あるよ。南條くんには負けたくないね」



……。

なんの話?

バスケの試合のことじゃないの?

春馬くんは借り物競争なんだから、南條くんと戦う必要ないじゃなん。

負けないってなに。


私はそう思いながら、ひたすらボールを投げ続けた。
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