隣の住人。
私は、
一瞬気のせいかなと思ったけど…
気のせいではなかったみたいで、謙人は止まり後ろを振り返った。
「やっぱり謙人ね、元気だった?」
「…はい」
「隣にいるのは、彼女さん?奥さん?」
「言う必要あります?」
「謙人が元気そうで安心したわ、今どこに住んでるの?ちゃんと食べてる?」
凄く、馴れ馴れしい女の態度に苛立った。
それに、
謙人も苛立っていて明らかに口調が荒れていた。
自分が謙人に何をしたのかは、自覚ある?
謙人の代わりに私が怒鳴ってあげたい!
あなたのやったことは、あなたにとったら些細な事なのかもしれないけど…謙人は一生の傷になったことを知ってほしい。