隣の住人。





悪阻で辛いことばかりだったけど、辛いことを乗り越えれば幸せなこともある。




今日は、ずっと待ちに望んでいた日です。

とうとう、謙人と夫婦になります。




謙人のバイト終わりに行けるように、早くに起きてメイクをして久しぶりのお洒落もして準備完了した。





逆に早すぎたっていうやつ。




早すぎて、何もする事がなくてソファーでうたた寝してたら謙人が帰宅した。




ただいまもなく、早々に「布団で寝て」と言われた。

身ごもっているから最近は厳しめです。




妊娠する前はよくソファーで寝ていると上に覆い被さってきて、そこから発展して襲われてたな。




なんて、懐かしい気分だった。





『頑張って起きてたのに』

「寝てたけどな」

『頑張って起きてたけど、寝てた』

「寝てていいから布団で寝て。ソファーから落ちたらどうするの?」

『謙人しか落ちる人いないから』

「今日抵抗するくらい元気なの?」と言ってデコピンされた。




『ねぇ、痛い!』

「元気で安心するわ」

『謝って』

「ごめんね」と、軽く言われるとキスされた。





反省ゼロの「ごめんね」。

けど、この人に勝てる日は来なさそうです。





案の定、負けました。




謙人の首に腕を回して抱きつくとそのまま抱っこされて、急なイチャイチャタイムが始まった。



すぐ終わったけど…癒される時間だった。

何も考えず、思いっきり襲われる日が待ち遠しいね。





その後、謙人はシャワーを浴びたり着替えたりして…結局家を出られたのは9時すぎだった。





真っ直ぐ区役所に向かって、無事提出。

晴れて、夫婦になりました。




まさか、届けを出す前に妊娠してるとは思わなかったけど…これもいい思い出だね。





『今日からよろしくお願いします』

「こちらこそ、一生よろしくお願いします」



と、拍手をした。





< 404 / 439 >

この作品をシェア

pagetop