雪月花


いつもなら何にも考えないようにしているはずが今日だけは違った。

何故か蓮の顔が浮かんで来た。

蓮。会いたいよ。蓮に抱きしめてもらいたい

そう思って居るといきなりドアが開いた。

そこには久しぶりの光で良く姿が見えないが1人の男の人が立って居るのがわかった。

蓮「おい。そいつから今すぐ手を離せ?」

怒り満載で今までに聞いた事の無いけど一瞬で蓮の声だ。と分かった。

なんで??

大「あーあー。今良いところだったのに。おー?風月のだけじゃなくて雪月花の奴らまで来るとはなぁ?」

え?

蓮「桃華を迎えに来た。返してもらうぞ。」

えっ。もしかして私を助けに来てくれたの?
< 351 / 394 >

この作品をシェア

pagetop