雪月花
蓮side
俺はあの日からずっと桃華の側に居た。
目覚めた時に一番に桃華に会いたかったから。
それは突然訪れた。
ピックピックと桃華の手が動いた。
俺は必死に呼びかけた。もしかしたら目を覚ましてくれるかもと思い。
桃「・・・・・蓮?・・・・・」
掠れた声で俺の名前を呼んでくれた。
俺はあまりの嬉しさに涙が込み上げて来た。
蓮「・・・桃華。・・・」
握って居た桃華の手。今までは俺が握っていても反応なかったのに。
今は桃華が手に力を入れてくれて軽く握り返してくれた。