私は
始まり



小学4年生になりました。






兄や兄の友達は中学校に上がり、遊ぶ相手が減りました。








その頃からです。
私は少数の女の子からいじめを受けるようになります。








やんちゃだった兄が卒業したことによって小学校の怖い上級生と関わりのあった私がただの私になったからです。










いじめと言っても嫌がらせ程度のものでした。
無視したり足を踏んだり、私の聞こえる声で悪口を言ったり。











私は気付かないふりをしました。馬鹿な方がいいこともあります。












いじめが少しずつ少なくなっていきました。







そんな時、違うグループの子から私のグループの子をハブらないかと言われてしまい、何故か私は素で「なんで?」と言ってしまいました。














結果的に同じグループ子はいじめの標的にはなりませんでした。















なぜなら前にいじめていた少数の女子と話をもちかけた女子が組み私をいじめるようになったからです。









私はその子の親に感謝されました。
あなたのおかげで娘がいじめにあわなかった。あなたが娘の友達でよかった。

こんなことを言われると私も嬉しくなります。
















馬鹿であればあるほど心の負担は大きくなる。

いつかは限界が来るのです。








< 8 / 22 >

この作品をシェア

pagetop