期間限定マリアージュ~四年越しの旦那様はエリート社長、誓いのキスが子作りの合図~
彼にチェックインは任せ、私は開放的なロビーの噴水を見つめて待って居た。

「待たせたな…」
「いえ」

「そう言えば…麻莉って英語話せるのか?」

「・・・青い目してるから…外国人から良く道は訊かれますけど…英語は苦手です。浩明さんは?」

「俺は英語、中国語、韓国語、フランス語、イタリア語は大丈夫だ。で、今…アラビア語を勉強している」

「凄いですね…じゃ通訳は浩明さんに任せます…」

「行こうか」

私達はベルボーイの案内で部屋に向かった。
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