君へ贈るスカーレット
父は紬に向かって怒鳴った。
父「いい加減にしなさい!!」
母「紬···お願いだからお父さんの言う通りにしてちょうだい」
紬「あんなに喜んでくれたのに?」
父と母は何も言わずに紬を見た
紬「ウチのハヤシライス··凄く美味しそうに食べてくれたから··私嬉しかった··あの人はそんな悪い人に見えなかったわ?」
父「友達として付き合うなら他にいくらでもいい青年が居るだろ、なんならお父さんが紹介してやる··だからもうあんな恐ろしい男とは関わらないでくれ」
紬「···分かった」

それからあの不良少年と会うこともなく
月日は過ぎていって···季節は秋になった。
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