♧♡四季島家のメイドさん♤♢
モカなら笑って、そんな嫌がらせには慣れてしまったなんて言いそうだけど。


オレ1人でモカを守るには限界がある。


100人近い仲間を抱える嵐舞の総長だっていうのに、女の1人も守れねぇなんて…情けねぇ。


春陽は、その流れでモカになにするかわからねぇし、夏芽はハナから戦力に入れてねぇし。


残るは…。



オレは、三日月の明かりが差し込む薄暗い家の廊下を歩き、ある部屋へ向かっていた。
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