片思いウエディング~夫の不倫で!?離婚しましたが、コロナ禍で再婚して赤ちゃんを授かりました~
二人が気に入るベットを選び、クレジットで会計を済ませる。
圭斗さんが会計を済ませている間、私はアンティーク調のスタンドライトを見ていた。
「欲しいのか?澪」

会計を終えた圭斗さんが私の隣に来た。
彼のカラダから漂うイランイランの香りは強く甘いクセがあり、エキゾチックの匂いを放っていた。

「欲しいなら買ってやるぞ…澪…他にも欲しいのがあれば、言えっ」

「でも・・・」

「…遠慮はしなくていい」
「じゃ書棚も欲しいです」
「書棚か…分かった…まずはこのスタンドだな…」
「あ・・・はい」

彼はここぞとばかりに私に貢いだ。

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