片思いウエディング~夫の不倫で!?離婚しましたが、コロナ禍で再婚して赤ちゃんを授かりました~
「・・・どうした?澪」
「…別に…スマホ…こんなところに置いていたら、忘れてしまいますよ…」
私は彼にスマートフォンを渡した。
「ありがとう」
彼はスマートフォンを受け取り、持っていたビジネスバックに仕舞った。
「沙織さんと言う女性の方から『LINE』メッセージ届いていましたよ…」
「あ…そう」
彼の素っ気のない返事。
私はさりげなく沙織さんについて探りを入れた。
「沙織さんって方は圭斗さんの…」
「沙織は高校時代の同級生だ。ご主人との仲が上手くいってなくて…色々と相談に乗っている…」
圭斗さんは沙織と親し気に呼び捨てて私に説明した。それだけで二人の仲の親密さを垣間見た気がした。
「あ…そうなんですか…」
表向きは納得した返事を返したが、心の中では悶々とした。
沙織さんとご主人との仲を乱しているのは圭斗さん本人ではないかと。
そして、私も圭斗さんに不信感を抱いている。
「…別に…スマホ…こんなところに置いていたら、忘れてしまいますよ…」
私は彼にスマートフォンを渡した。
「ありがとう」
彼はスマートフォンを受け取り、持っていたビジネスバックに仕舞った。
「沙織さんと言う女性の方から『LINE』メッセージ届いていましたよ…」
「あ…そう」
彼の素っ気のない返事。
私はさりげなく沙織さんについて探りを入れた。
「沙織さんって方は圭斗さんの…」
「沙織は高校時代の同級生だ。ご主人との仲が上手くいってなくて…色々と相談に乗っている…」
圭斗さんは沙織と親し気に呼び捨てて私に説明した。それだけで二人の仲の親密さを垣間見た気がした。
「あ…そうなんですか…」
表向きは納得した返事を返したが、心の中では悶々とした。
沙織さんとご主人との仲を乱しているのは圭斗さん本人ではないかと。
そして、私も圭斗さんに不信感を抱いている。