闇夜ヨルの恐怖記録 1
お店でこんなケーキが売ってあっても絶対に買わない。
それでもこんなに美味しいと感じるのは、やっぱり自分でつくったからだろうか。
「あのねミハル。夢はそう簡単に叶うものじゃないから、夢なのよ」
ケーキを食べ終えてお母さんが言う。
ミハルは素直に頷いた。
「だからね、みんな夢を叶えるために努力をしているの。中途半端じゃなく、一生懸命」
ミハルは膝に置いた自分の手を見つめた。
指先に少しクリームがついてる。
「ミハルはまだまだ将来がある。だからいそいでひとつの夢に決めることはないから、ゆっくり考えなさい。お母さん、ミハルがどんな夢を追いかけても応援するから」
「うん。ありがとう」
ミハルは頷き、指先についたクリームをペロリと舐めたのだった。
それでもこんなに美味しいと感じるのは、やっぱり自分でつくったからだろうか。
「あのねミハル。夢はそう簡単に叶うものじゃないから、夢なのよ」
ケーキを食べ終えてお母さんが言う。
ミハルは素直に頷いた。
「だからね、みんな夢を叶えるために努力をしているの。中途半端じゃなく、一生懸命」
ミハルは膝に置いた自分の手を見つめた。
指先に少しクリームがついてる。
「ミハルはまだまだ将来がある。だからいそいでひとつの夢に決めることはないから、ゆっくり考えなさい。お母さん、ミハルがどんな夢を追いかけても応援するから」
「うん。ありがとう」
ミハルは頷き、指先についたクリームをペロリと舐めたのだった。