海と空の狭間で……
「凄く美味しかったから、お願いしてもいいかな?」


その言葉が嬉しくて堪らない。


心の中心部分がほんのりと暖かくなる感覚を感じたの。


て、やっぱり、お兄ちゃんも節約したかったんだろう。


これからは、私だって少しでも役に立たないといけない。


というか、役に立ちたい__


こんな私が、誰かの為に役に立てると言う事が嬉しくて堪らない。


本気でそう思ったんだ。


「私、料理勉強する!!」
「学業を一番に考えてくれるなら」
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