若頭様は、ご機嫌斜め
First chapter
機嫌の悪い若頭様
「おはようございます!!雌於様!!」
「……」
「どうしたんですか?蜜壽様…」
「…なんで若頭より世話係係長の方があいさつされるんや……」
「……なんですかそのわがまま」
「うるさいな雌於…」
「だそうよ。そなたたち、私よりも蜜壽様に挨拶をしなさい。」
「了解しやした!!雌於様!!」
「.........はあ…」
「つれないですね…ため息ばかりですと、幸せがお逃げになりますよ……」
「…………………部屋に行く」
「了解しました。」
この方は、蛇惑 蜜壽(じゃわく みつひろ)様。私がお世話させていただいております。そしてわたくしは、満魔 雌於(みつま めお)。星芽組若頭蜜壽様のお世話係係長です。
「……」
「どうしたんですか?蜜壽様…」
「…なんで若頭より世話係係長の方があいさつされるんや……」
「……なんですかそのわがまま」
「うるさいな雌於…」
「だそうよ。そなたたち、私よりも蜜壽様に挨拶をしなさい。」
「了解しやした!!雌於様!!」
「.........はあ…」
「つれないですね…ため息ばかりですと、幸せがお逃げになりますよ……」
「…………………部屋に行く」
「了解しました。」
この方は、蛇惑 蜜壽(じゃわく みつひろ)様。私がお世話させていただいております。そしてわたくしは、満魔 雌於(みつま めお)。星芽組若頭蜜壽様のお世話係係長です。
< 1 / 8 >