転んだ場所は夢の国
「奈緒っ」



リビングには居ない


お風呂場、、、いない



トイレ、、、和室、、いない




寝室、、



「っ、すぅ、、」



安らかな顔をしてベッドの上にいる奈緒。



それも、俺の寝室に、。




「んん、、、、わ、社長?」


どうして?と言わんばかりの顔をして見つめてくる奈緒。



「部屋が暗くて、心配したんだ」


「あ、、、」


その一言で、奈緒は自分がどこで寝ていたのか我に返ったようだった
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