僕は、心の中の君と永遠に…
春休み中、母は毎朝何事も無かったみたいに「おはよう」と笑顔で挨拶をしてくるけど、毎晩泣いているのを僕は知っている。知っているけど知らないフリをする。両親には笑っていて欲しい、心からそう思う。でも、その方法は見つからないし、見つかる気がしない。
僕が死んで両親が僕の存在を忘れてくれればそれでいい。
それに、僕は親に迷惑ばかりかけてるから早く死ねば親孝行にもなる。まさに、一石二鳥だ。
ちなみに僕の春休みの過ごし方は、カーテンの閉め切った暗い部屋にずっと籠り本を読む、本当にそれしかしてない。あと、たまに友達と連絡を取り合うくらいだ。友達は1人しかいないけど。友達、というか幼馴染。
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