GET BACK TOGETHER
消毒液の香り、白いベッドにカーテン……今はベッドの上。
どうやら私はまた病院に運ばれたらしい。

三人は私について来てくれたようだ。

それよりも、あれからどうなったの?

下腹部はまだ痛い。


「赤ちゃんは……?」


私の問い掛けに全員が凍りついた。


なんで、そんな顔、するの……?


その時、部屋の扉が開いた。

入ってきた人物は白衣を着ている男性。
お医者さんだ。


「安東さん、落ち着いて聞いて下さい……」


お医者さんの硬い表情。

そして痛みはまだあるが先程より少し軽い下腹部。


嫌な胸騒ぎしかしない。



「残念ですが、赤ちゃんは……」



目の前が真っ暗になった。
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