GET BACK TOGETHER
「まぁ」

「お前、昨日俺が言ったとき何にも言って無かったじゃん!」

「悪い」

短く返すと佐々木は、

「もう、いーわ!」

と言って怒った顔をして教室から出ていった。


仕方無いだろ。

まぁ俺もズルかったけどさ。

教室の扉のところに立っていたら廊下から絵麻が歩いてくるのが見えた。

俺は待っていられなくて絵麻へと近寄っていくと絵麻が気付いた。

絵麻の頬は赤くなって足が止まる。

「おはよ」

「お、おはよっ」

俺を見て紅く頬が染まる顔を見ると夢じゃないんだって実感する。

「今日も一緒に帰ろ?」

笑顔で誘うと絵麻は顔を赤らめたままコクコクと首を縦に振った。
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