相思相愛マリアージュ(前)~君さえいればそれでいい、二人に家族計画は不要です~
披露宴に水を差された二人。

帰り際、和寿先生が司さんに代わって、沢井さんに謝っていた。

「すまない…司に代わって謝る…沢井」

「司の言いたいコトは分かった…なぁー・・・カズ・・・司が連れてた女…俺の元カノなんだけど…本当に司と婚約したのか?」

「!?司のヤツ…同伴の女性は婚約者だと言ったのか?」
「まぁな・・・」

「沢井も可哀想に…まぁ、司のコトは忘れて…奈央子さんと上手くやれよ…」

「あぁ~マキ…近いウチにお前のトコに来るかもしれない…その時はよろしく」

「え、あ・・・そう」

その一言で、奈央子さんはおめでたと分かった。

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