青空

プライベートな時間とは 日向

16:02
学校前に行くと既に幸矢くんはきてた
しかも、少し学校の時と髪型が違う

日向「待たせちゃったー!」
幸矢「全然w」

それからうちの提案で学校から
10分歩いたとこのカフェへ

幸矢「へー、こんなとこあるんだー!知らなかったw」
日向「うちもはじめてー!」
幸矢「普段、こういうとこ行くの?」
日向「友達と行くよー!休みの日に!」
幸矢「女子やなー!」

じ、女子か、、!
幸矢くんはうちのこと、女子として
見てくれてるのか、、

スイーツを食べながら学校の話や
家の話などした

何でサッカーをはじめたか聞いたら
高校、入る前にサッカー部を見て
ここで逃げずにやってみたいと
思ったからみたい

ちゃんと、そういう気持ちあるじゃん!
あの時、ほんとに引き止めてよかった

17時過ぎ、外が暗くなってきた

日向「そろそろ行く、、?」
幸矢「食い終わったしね、、」
日向「じゃー、うちは、、」
ってデザートの金額を確認してると

幸矢「あ、いいよ!」
幸矢くんはそう言って伝票を
持ってレジに向かった

その後ろ姿にドキドキした
また、サッカーしてる時と違う感じの

日向「ありがとね、、!」
幸矢「試合、見にきてくれたじゃん!それにフルーツも、、!」

そんな些細なことも気にしてくれてる
みんな、幸矢くんのこと、色々言うけど
こんな優しいんだよ?

もし、今はうちしか応援してないけど
そのうち上にあがって目立ったりしたら、、

幸矢くんの良さが広がるのは
嬉しいけどモテたら、、

日向「幸矢くん!」幸矢「ん?」
日向「19日って空いてる?」
幸矢「14時までは部活だけど
そのあとは何もないよー!」

日向「これ、行きたいな、、」
この街で毎年あってる花火大会の
HPを見せた

幸矢「あー!よく行ってる!行こうよ!他の人とか約束してないの?」
日向「し、してないよ、、!」
幸矢「楽しみー!それまで部活頑張れるわー!」

花火大会、決定したけど、、
他の人と約束してないの?って、、
それまで楽しみって、、?
花火を見たり屋台?
うちと行くこと?

幸矢くんの言葉1つ1つに
動揺される
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