互いに堕ちるその先に

爆音の音楽とライトが回る。

「若、凄い数の人だね〜。」
新は周りに人がいる時だけ。
俺の事を若と呼ぶ。

「チッ。」


煩かったフロアが一気に静まった。

そして、
一斉に視線がこちらに向けられた。


自然に人が避け、
奥のバーカウンターまでの道ができた。


カウンターに座っている。
一人の女がこっちを見てる。


ッ...。


あまりにも綺麗で目が離せなかった。
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