好きっていえない2人の関係
それからお互い何回か会うことが多くなった。
サークルがない日に遊びに出かけたり、飲みいったり、家に来たり、、
お互いの今の関係性について問うことはなかった。
暗黙の了解みたいな感じで過ごしていた。
もちろん友達にも隠していた。
怪しまれてはいるが、詳しく話すことはしなかった。
サークルが終わり、二次会も終わって帰る時、朱里が家に行っていいか聞いてきた。
この日は哲平も止めたかった。
なぜなら彼女との2年記念日だった。
でも、断り切れなかった。
薄々、気づいてはいた。
哲平は朱里が好きだった。
でも、彼女を振る勇気が出なかった。
それに、朱里には彼氏がいる。
好きになってはいけない存在だと。
そう思っていた。
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