ファーストソング
3
どんどん寝る時間が多くなる。
だからだろうか。
今が何日で何時なのかよくわからない。
朝なのだろうか、それとも夕方なのだろうか。
頼りになるのは近くにある電子時計だけ。
目が覚めて電子時計を見る。
あぁ。 そっか。
もう冬か。
日付を確認してそう思った。
「千冬ちゃん? 起きた?」
優しい声が反対側から聞こえる。
頑張って反対側を向く。 身体が重い。
重いはずなのに彼を見て身体が勝手に動く。
「…夏輝」
「久しぶり。 千冬ちゃん」
「…久しぶりだね」
手を伸ばす私の手を握りながら夏輝は「遅くなってごめんね」と呟いた。
「ううん。 いい歌詞かけた?」
「うん。 かけたよ。 だからさ聴いてくれる?」
「聴くよ。 それがずっと…、本当にずっと楽しみだったんだから」
そういうと夏輝は準備していたスマホから曲を流し歌い始めた。
だからだろうか。
今が何日で何時なのかよくわからない。
朝なのだろうか、それとも夕方なのだろうか。
頼りになるのは近くにある電子時計だけ。
目が覚めて電子時計を見る。
あぁ。 そっか。
もう冬か。
日付を確認してそう思った。
「千冬ちゃん? 起きた?」
優しい声が反対側から聞こえる。
頑張って反対側を向く。 身体が重い。
重いはずなのに彼を見て身体が勝手に動く。
「…夏輝」
「久しぶり。 千冬ちゃん」
「…久しぶりだね」
手を伸ばす私の手を握りながら夏輝は「遅くなってごめんね」と呟いた。
「ううん。 いい歌詞かけた?」
「うん。 かけたよ。 だからさ聴いてくれる?」
「聴くよ。 それがずっと…、本当にずっと楽しみだったんだから」
そういうと夏輝は準備していたスマホから曲を流し歌い始めた。


