キラキラ星
蓮がくるみちゃん一筋になってから蓮の家で泊まり込みでレポートをする事が数回あり、
蓮の実家はさすがは大手企業のお宅といった豪邸だった。

「オイ、蓮。お前んちすげぇなぁ〜」

「普通の家よりデカいだけだぞ？ちなみに隣りは爺ちゃんと婆ちゃんちな。」

「うん。急にお邪魔して大丈夫か？」

「大丈夫だって。母さんには友達が泊まるってメールしてあるからさ！じゃあ入れよ」

「お邪魔します！　」


バタバタと奥から女の人が走ってきた。

「おかえり〜蓮。お友達だちなんて久しぶりね」

「あ、初めまして、蓮くんと同じ大学でバイトも一緒の坂田　光と言います。」

「いらっしゃい坂田くん。私は蓮の母です」

「え？　母？　お姉さんじゃあ…」

ペシっ。「母さんにお世辞なんか言わなくても

いいから！」

「え？　だってウチの母さんよりかなり若いし」

「アラ〜！光くんは何ていい子なのかしら〜ありがとう。ふふふ。」

「母さんもその気になってはしゃぐなよなぁ〜」

「いいじゃあないの〜　」

「母さん、これからレポートやらなきゃだから夕飯になったら呼んでよ。」

「うん。わかったよ〜今日はお爺ちゃんとお婆ちゃんも呼んでみんなですき焼きにするからね。」

「うん。わかった。光、２階のオレの部屋へ行こう」

「うん。じゃあ今日はお世話になります！」

「はい。どうぞ〜。レポート頑張ってね」
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