キラキラ星
「俺は、美香は家族を大切にするし、美月の接し方も美月が心臓病だからとか関係なく接してくれたのが嬉しかったんだ。
アイツはいつも腫れ物扱いされてたから…

そういう美香なら俺んちは母子家庭で金持ちじゃあないけど、
俺をきちんと真っ直ぐな目で見てくれるだろうと思ったから絶対に結婚しようと思ったんだ」

「ありがとう光。本当に光と結婚して幸せだよ」

「俺も〜。日本で日常生活だと照れ臭くて言えないけどさ、美香、俺も本当にお前を愛してるんだ。」

「ありがとう。いつも光の態度でわかってるけど、言葉にしてくれると更に幸せ度がUPした」

お互い顔を見合わせて、微笑んだ。

ターンテーブルに俺たちのスーツケースが出てきた。

パリの観光は美香に任せてある。

ガチガチの観光では無く、散歩だけでもいいし日程を組まない事にした。

俺は初めてのフランスだからルーブル美術館は行きたいとリクエストしている。
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