苺にはもうなれない
何日か留守番させても平気って聞いたことがあるけれど、本当に大丈夫なんだろうか?


「あぁ、見てもらってるから。大丈夫」
優大はそれだけ答えて、
「リビングに帰る?」
と聞いてきた。


私は一瞬考えて、
「優大の部屋に行ってもいい?話したいことあるし」
と、返事した。



とうとう、告白の時間がきたんだ。




そう思うと、頭の中からマーチとポルカへの心配は消えてしまった。












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