苺にはもうなれない
「え!?」
思わず大声が出た。
「……タイムカプセル、埋めたことがありますか?」
東野さんは同じ質問を繰り返した。
今度はゆっくりと、静かに。
私は心臓がドギマギしてくる。
「あ、あるよ……?でも、どうして……」
清香ちゃんのことは、インターネットを調べれば知ることが出来る。
5年前だって。
「シー・ファンキーズ」の出した曲が話題になった時。
……そう、『星の降る夜には』という曲だったっけ。
清香ちゃんのことが再び注目されてしまった。
優大が「命の大切さを伝えたい」と思ったらしい。
それは過去に優大の弟さんが自殺してしまったことや、清香ちゃんのことがあったからだ。
まさか、また清香ちゃんのことが話題になっているんだろうか?
いや、ちょっと待って。
私と清香ちゃんの約束は、タイムカプセルのことは、インターネットでどれだけ調べても分からないはず。
だってふたりだけの約束だから。
そう思いつつ。
それでも私の心は不安と心配でいっぱいになった。
思わず大声が出た。
「……タイムカプセル、埋めたことがありますか?」
東野さんは同じ質問を繰り返した。
今度はゆっくりと、静かに。
私は心臓がドギマギしてくる。
「あ、あるよ……?でも、どうして……」
清香ちゃんのことは、インターネットを調べれば知ることが出来る。
5年前だって。
「シー・ファンキーズ」の出した曲が話題になった時。
……そう、『星の降る夜には』という曲だったっけ。
清香ちゃんのことが再び注目されてしまった。
優大が「命の大切さを伝えたい」と思ったらしい。
それは過去に優大の弟さんが自殺してしまったことや、清香ちゃんのことがあったからだ。
まさか、また清香ちゃんのことが話題になっているんだろうか?
いや、ちょっと待って。
私と清香ちゃんの約束は、タイムカプセルのことは、インターネットでどれだけ調べても分からないはず。
だってふたりだけの約束だから。
そう思いつつ。
それでも私の心は不安と心配でいっぱいになった。