若旦那の恋は千鳥足
結局、新婚旅行の話は決まらないままに、時間切れとなった。
なんでも、これから友達と飲み会らしい。
柚希さんも一応誘われてたけど、長丁場になることがわかってたから、断ったらしい。
別れ間際に、麗華さんとLINEの交換をした。
私と仲良くなりたいというのは、どうやら本心みたい。
「麗華さん、タフですね。」
「外科手術は長時間かかることもよくあるし、体力がないとやっていけないからね。」
電車に座ってると、心地好い振動に眠気が襲って来る。
私はそろそろ電池切れみたいだ。
「…とみ、ひとみ。」
「ん……」
「もう時期着くよ。」
「え……?」
気が付けば、私は柚希さんに寄りかかり、眠っていたようだ。
「あ、す、すみません。」
「よく眠ってたね。
疲れたんだね。」
「すみません。」
「なんで謝るの。」
柚希さんは、穏やかに笑った。
なんだか幸せだな。
眠い時に黙って肩を貸してくれる人がいるって…
良く考えたら、まだ結婚して数日だもんね。
ラブラブで良い時期なんだよね。
でも、もしかしたら、もうこんなことはしてもらえないかもしれない。
(すべては明日で決まる……)
なんでも、これから友達と飲み会らしい。
柚希さんも一応誘われてたけど、長丁場になることがわかってたから、断ったらしい。
別れ間際に、麗華さんとLINEの交換をした。
私と仲良くなりたいというのは、どうやら本心みたい。
「麗華さん、タフですね。」
「外科手術は長時間かかることもよくあるし、体力がないとやっていけないからね。」
電車に座ってると、心地好い振動に眠気が襲って来る。
私はそろそろ電池切れみたいだ。
「…とみ、ひとみ。」
「ん……」
「もう時期着くよ。」
「え……?」
気が付けば、私は柚希さんに寄りかかり、眠っていたようだ。
「あ、す、すみません。」
「よく眠ってたね。
疲れたんだね。」
「すみません。」
「なんで謝るの。」
柚希さんは、穏やかに笑った。
なんだか幸せだな。
眠い時に黙って肩を貸してくれる人がいるって…
良く考えたら、まだ結婚して数日だもんね。
ラブラブで良い時期なんだよね。
でも、もしかしたら、もうこんなことはしてもらえないかもしれない。
(すべては明日で決まる……)