天空の姫Ⅰ ~二人の皇子に愛された娘~


「白蘭。私から贈り物がある」


落ち着いたときに私は用意していたものを呼んだ。


「父上っ!兄上!!明明!!!」


白蘭の一族を魔宮に呼んだ。

すぐに白蘭は家族の元に向かい嬉しそうに笑った。

一族が魔宮にいれば白蘭の心も穏やかになるだろう。

父上も私がいることで手を出しずらくなるはずだ。

そうして、白蘭は後宮入りを終えたのだった。


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