朝倉家の双子、恋をします!〜めぐり来る季節をあなたと〜
「はい……。
なんだかすごく動揺しているみたいで……。
ちょっと急ぎます。すみません! 」

「早く行ってあげなさい。
私のことは気にしなくていいから」

「すみません!」

「明日は頑張りましょうね、サプライズ」

「はい! お疲れ様でした」



そして私は家族の待つレジデンスへ向かった。



◇◇



初めて訪れるレジデンスは一瞬ホテルかと思わせるような荘厳な外観で、入る事に気後れしてしまう。

コンシェルジュデスクに到着すると、お部屋に連絡を入れてくれた。
これしか訪問の手立てはないらしい。

エスカレーターを上がり、出迎えてくれたのは伯母の葉子さんだった。
< 380 / 517 >

この作品をシェア

pagetop