朝倉家の双子、恋をします!〜めぐり来る季節をあなたと〜
『泉、決めゼリフやっちゃえ』
と、こんなにロマンティックな場面で京が囁く。
え? 本気で言ってる??
突然のプロポーズに、予定変更かと思ったんだけど、やっぱやるんだ……。
ええい、なるようになれ!
声を張り上げる。
「あなた達、このイズミがお相手するわ!
海より深ーく反省しなさいっ!!」
本来ならここで出てくるのは新体操に使われるリボンのようなイズミの武器。リリカルスティック。
(昔はみんな持ってたなぁ……)
……と、何故かその武器を取り出す。
じつは白百合のブーケには、そのリリカルスティックが仕込まれていた。
達矢さんが用意していた小道具だ。
ブーケと一緒にリリカルスティックを持ち、グルンと8の字に振り被り、両手をピタッと胸の高さで止める。リボンは綺麗な弧を描く。
「イズミがお仕置きしてあげるっ!!」
「キャァァァ〜〜」
「イズミ〜〜!!」
叫び声が聞こえる。悲鳴?
いや、なんだか皆さん楽しんでくれているようだ。
と、こんなにロマンティックな場面で京が囁く。
え? 本気で言ってる??
突然のプロポーズに、予定変更かと思ったんだけど、やっぱやるんだ……。
ええい、なるようになれ!
声を張り上げる。
「あなた達、このイズミがお相手するわ!
海より深ーく反省しなさいっ!!」
本来ならここで出てくるのは新体操に使われるリボンのようなイズミの武器。リリカルスティック。
(昔はみんな持ってたなぁ……)
……と、何故かその武器を取り出す。
じつは白百合のブーケには、そのリリカルスティックが仕込まれていた。
達矢さんが用意していた小道具だ。
ブーケと一緒にリリカルスティックを持ち、グルンと8の字に振り被り、両手をピタッと胸の高さで止める。リボンは綺麗な弧を描く。
「イズミがお仕置きしてあげるっ!!」
「キャァァァ〜〜」
「イズミ〜〜!!」
叫び声が聞こえる。悲鳴?
いや、なんだか皆さん楽しんでくれているようだ。