いつかキミが消えたとしても
キス
昨日の告白は青っちからじゃなかった。


ベランダでお弁当お食べた後、それを3人に伝えると、3人は同じように大きなため息を吐き出し、そして勘違いするようなことをした青っちを攻めた。


「ほんと、人の恋応援してどうすんだって感じ」


淳子が頬を膨らませて腕組みをして、怒りを顕にする。


「青っちだって絶対舞のことが好きだって」


励ましてくれるのは愛だ。


そして恵美は呆れた顔でまたため息を吐き出した。


「あんたたち見てると、まどろっこしくてなんないわ」


「それってどういう意味?」


首を傾げて聞くと恵美はまたため息を吐き出した。


返事をする気はないようだ。


とにかく昨日の告白はただの勘違いだった。


舞は少しでも期待してしまった自分が恥ずかしくて、立てた膝に顔をうずめたのだった。
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