意地っ張りな恋の話
「絢くん今高1ってことはー…
絢くんが大学入る頃にはあたし、し、社会人…か…」
「ガチおばさんじゃん」
鼻で笑われたけど何も言い返す言葉が出てこない。
遠い未来だと思ってたことが、案外近かったことを思い知った。
「あー……就活とか…出来んのかなああたし…」
「そもそも卒業できんの?」
「そこよ、問題は」
そうだ。卒業できなきゃ意味がない。
思い出したようにガサガサと鞄を漁ると、
佐倉から借りたノートが手に当たった。