エリート弁護士は、ショコラティエの彼女を独占欲で満たしたい。



「美香にもチョコレート。どうぞ」

「ええ、私にも!?」

「うん。これからお世話になるからさ」


 美香はすごく喜んでくれて、買ってきてよかった。


「美香、寝てもいいかな。時差ぼけで……眠い」

「あっ、うん。そうだよね、いいよ」

「ありがと」


 私は、ソファに倒れ込むように横になるとすぐに眠ってしまった。





 

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