エリート弁護士は、ショコラティエの彼女を独占欲で満たしたい。



 ***

 
 お風呂から出ると彼も浴室に行ってしまって私はまたソファに座った。落ち着いて考えたら、私、とっても迷惑かけてしまってるよね……それにお店どうしよう。でも、営業はしないといけないし。


「何より、これ以上は迷惑をかけるわけにはいけないし明日は休業にしての朝には帰ろう」


 そわそわしながら待っていると八神さんが出てきた。


「お待たせ〜」

「あ、お帰りなさい。八神さん。あの、八神さん今日はありがとうございました。本当に助かりました」

「全然、遅くなってごめんね。双葉さんに何もなくて良かった」

「本当に感謝してます。八神さんがいてくださらなかったら私っ……でも明日には帰ろうと思います」

「え、帰る? あの双葉さん、言いにくいんだけどまだあの人捕まっていないんだ。君を助けるのを優先した。警察には先に通報していたから」


 まだ、捕まってないんだ……それじゃあ外には出ない方がいいのかも。でも帰りたいし。
 どうしよう。


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