直人、知ってる?
私のせいで
家に帰って宿題を始めようとしたとたん、気分が悪くなった。私は少し寝ることにした。




「悪化しているのかな」




寝ても気分が悪くその日は晩ご飯を食べずに寝ることにした。




次の日、気分はいつも通りになっていた。
「ただの疲れだよね!!」


「お母さん、おはよう」



「体調は、大丈夫?」




「ぜんぜん平気!」


「学校でも安静にしておくのよ」




「はーい わかった!!行ってきますー!」




いつも通り家を出た。



「今日は、直人に会えるといいな〜!」





実は、私と直人は同じ学校だ。
「美優が心配だから!」
とか言って、優秀な彼がランクの低い学校を選んだ。
その言葉を聞いた瞬間、私のせいだと思った。
< 4 / 15 >

この作品をシェア

pagetop