異国の地での濃密一夜。〜スパダリホテル王は身籠り妻への溺愛が止まらない〜
ウィーンの芸術的街並みに何度も艶めいたため息が出てしまう。
「はぁ……なんて迫力なんだろ。こんな素敵なところで初めてのオペラを観れるなんてやっぱり勇気を出して来てよかった」
ウィーン国立歌劇場。外観からは優雅というよりもちょっといかつい感じで迫力が凄い。けれど一歩中に足を踏み入れればそこには日常を超越した優雅な空間が広がっていた。吹き抜けの中央階段を登っているとまるでシンデレラにでもなったかのような気分になる。このヒールを落としたら王子様が拾ってくれないかなぁ……生まれてこの方彼氏がいない私は本当に王子様がいたらいいのになぁ、なんて思ってしまうのはこの空間が非日常だからに違いない。
王子様がいたらいいのになぁ、と思う反面、私は男の人が苦手だ。人と接するのも引っ込み思案な性格のせいか苦手で、職場の人と楽団の人としか交流がない。というより仕事以外は基本楽団か一人で音楽を楽しんでいる事が多いからだ。
引っ込み思案な性格なのに私はオーボエというソロの多い楽器を演奏している。
「はぁ……なんて迫力なんだろ。こんな素敵なところで初めてのオペラを観れるなんてやっぱり勇気を出して来てよかった」
ウィーン国立歌劇場。外観からは優雅というよりもちょっといかつい感じで迫力が凄い。けれど一歩中に足を踏み入れればそこには日常を超越した優雅な空間が広がっていた。吹き抜けの中央階段を登っているとまるでシンデレラにでもなったかのような気分になる。このヒールを落としたら王子様が拾ってくれないかなぁ……生まれてこの方彼氏がいない私は本当に王子様がいたらいいのになぁ、なんて思ってしまうのはこの空間が非日常だからに違いない。
王子様がいたらいいのになぁ、と思う反面、私は男の人が苦手だ。人と接するのも引っ込み思案な性格のせいか苦手で、職場の人と楽団の人としか交流がない。というより仕事以外は基本楽団か一人で音楽を楽しんでいる事が多いからだ。
引っ込み思案な性格なのに私はオーボエというソロの多い楽器を演奏している。